はじめての方へ

新堂の完全生食は、生の肉と骨、季節の野菜と果物が基本です。これらはすべて私たち人間の食事づくりに使える良質な素材。肉や魚は抗生物質やホルモン剤などを使用しないもの、野菜と果物は有機栽培のものを厳選しています。

新堂の完全生食

犬のカラダが求めるごはん

犬のすこやかな身体をつくるのは、何といっても食べものです。
元気で美しい毛並みを保ち、病気の予防もできる犬のごはんとは、一体どんなものだろう? 愛犬家である新堂の創業者水戸レンは、生態研究にもとづいた栄養学を学び、試行錯誤を繰り返しました。そして、自信を持っておすすめできるレシピを完成させ「完全生食」と名づけたのです。
完全生食の素材は、牛肉、羊肉、鶏ガラ、鶏レバー、天然の鮭や鱒など、安心して食べられる生の肉や魚と、季節の新鮮な野菜や果物、ビタミンやミネラルなどのハーブ。これらをバランスよく配合した手作りごはんです。愛犬がモリモリおいしそうに食べる様子や、年を重ねても元気に動ける体を見れば、そのよさを実感していただけることでしょう。

写真:ゴールデンレトリバー

犬は昔から生のものを
食べてきました

イラスト:オオカミ

犬の祖先であるオオカミは、山の中で小動物を狩り、生の肉と骨を食べて生きてきました。ペットとして現代に生きる犬たちも、オオカミの時代と消化機能はほとんど変わっていません。生肉に抵抗がある人もいるかもしれませんが、本来犬は、新鮮な生肉を好む動物。消化吸収にすぐれ、良質なカルシウムを含み、生きた酵素を補える利点もあります。
愛犬の健康を考えれば、長い歴史のある生食がおすすめです。

完全生食で、こんな変化が
あらわれます

写真:生食フード

良質なごはんは、犬の健康の土台となります。完全生食をご愛用いただいているお客さまからは「毛並みがツヤツヤになった」「皮膚のトラブルが改善された」「体重管理がしやすくなった」「体臭が減った」「涙やけ、耳だれが改善した」「病気にかかりにくくなった」など、さまざまな感想が寄せられています。

「完全生食」の始めかた

ライフステージに合わせた
ラインナップ

写真:体重のイメージ

犬の年齢によって、必要な栄養バランスは異なります。新堂では、犬のライフステージに合わせた完全生食をご用意しています。
丈夫な骨格形成が必要なパピーのための、『完全生食パピー用』。健康増進が大事な成犬のための、『完全生食成犬用』。低カロリー高たんぱくが求められるシニアのための、『完全生食シニア用』。ご愛犬の年齢に合わせてお選びください。
自分で作ってみたいというお客さまには、手作りセットをご用意しています。

最初はスプーン1杯から

写真:生食フードを食べるロングコートチワワ

市販のドッグフードから完全生食に切り替えるときには、注意が必要です。食事内容や調理法を一気に変えると、犬は驚き、身体に変調をきたしてしまうからです。
最初は、スプーン1杯から始めましょう。今までのドッグフードをスプーン1杯分減らして、同量の完全生食を加えます。便の状態がよければ、少しずつ完全生食の割合を増やしていきます。

私たちのこだわり

食材は私たちが安心して
食べられるものを

写真:肉・野菜の食材イメージ

愛犬は大切な家族です。愛する家族には本当によいものを食べてほしい。だから、私たちが作る完全生食は、エサではなく「犬のごはん」と考えています。
食材はすべて、私たち自身が安心して食べられるものを、産地や生産方法にこだわって吟味します。鶏肉は山形県米沢郷牧場の平飼いのものを、牛肉と羊肉はオーストラリアやニュージーランドで牧草だけ食べて育ったものを、鮭や鱒などの魚は天然のものを、野菜と果物は有機栽培のものを厳選。ビタミンやミネラルを補うハーブもすべて、天然由来のものを使っています。

愛犬との暮らしを
食から支えます

写真:生食フードを食べるラブラドール

私たちは「愛する家族を健康に育てたい」という思いで、お客さまとつながりながら、完全生食を作り続けてきました。同じ思いで愛犬の健康を願うお客さまから支持していただき、十数年がたちました。「One and only(唯一無二)」の存在である愛犬との幸せな暮らしのため、これからも食を通してお客さまと一緒に歩んでまいります。

盲導犬訓練士多和田悟さんより

愛する家族が、その日がくるまで健康ですごせるように

写真:多和田さんとレトリバー
盲導犬訓練士 多和田 悟
1952年滋賀県生まれ。74年、日本盲導犬小金井訓練センターに入所。82年から関西盲導犬協会訓練部長に。87年、映画やドラマになった盲導犬クイールを訓練。95年、オーストラリア・クイーンズランドの盲導犬協会にシニアコーディネーターとして招かれる。2004年から日本盲導犬協会盲導犬訓練士学校教務長、12年協会理事就任。国際盲導犬連盟のアセッサーとして世界各国の盲導犬施設を査察するなど、国際的に活躍中。

私が子ども時代に飼っていたスコッチテリアには、ごはんに味噌汁をかけ、煮干しなどを乗せて与えていました。周囲の家庭も同じようなものだったと思います。その後、時代は変わり、犬用のドライフードが日本でも製造されはじめました。

初めて生食と出会ったのは、1995年。オーストラリアのクイーンズランド盲導犬協会の設立のため、訓練の責任者として招へいされた時です。当時のCEO(最高経営責任者)から「犬の食事は栄養学のドクター、イアン・ビリングハーストのレシピでやります」と言われました。犬たちの食事は曜日ごとに、骨の日(チキンフレイム、鶏ガラ)、マトンフラップの日(羊のあばら骨つき)と決まっており、野菜ピューレなども加えた生食で、大きな冷蔵庫には毎日食材が運びこまれ、職員が切り分けて犬ごとに食器に盛りつけていました。 日本に帰って来てからも、犬たちに生食を与えることにしましたが、食材集めには苦労しました。オージービーフを10㎏単位で購入し、周囲のお客さんに驚かれたりしたものです。妻はオーストラリアで学んだことを実践するため、手作りにもこだわりました。新堂さんからは材料を提供してもらい、サプリメントの情報も教えてもらって生食を続けています。

16歳7か月で亡くなったわが家のバーティーは、オーストラリア時代からの生食で、亡くなる前日まで少しの支えで自力で歩いていました。ガリガリに痩せていましたが悪いところはなく、ただ寿命を全うしたのです。 犬たちが健康で寿命を全うできるよう、人ができることのひとつが食事だと思います。

新堂さんの現場では、厳選された素材をスタッフの皆さまが心をこめて、ご家庭に送り出されている姿を見ることができます。素材について日々吟味し、研究されている姿は「愛する家族が、その日が来るまで健康に過ごせるように」という思いの実践です。 安全で栄養価も高く、バランスのとれた新堂さんの「完全生食」は、犬たちにとっての理想の食事といえるでしょう。